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周南市の空き家リフォーム補助金|上限50万円・子育て世帯は加算

空き家問題

周南市の空き家リフォーム補助金

上限50万円・子育て世帯は加算。使える条件と申請の順番

執筆:東徳不動産商事 編集部

この記事は周南市「空き家リフォーム事業補助金【令和8年度】」の公表資料にもとづいています(2026年10月確認)。

周南市には、空き家を買って住む方のリフォーム費用を補助する「空き家リフォーム事業補助金」があります。基礎額だけで最大50万円、子育て世帯や居住促進区域ならさらに加算され、条件が合えば最大130万円になります。ただし、この補助金は「物件を買ったあと」に知っても間に合わないことがある制度です。対象になる人、対象になる家、工事の進め方に細かい条件があり、順番を間違えると受け取れません。この記事では、周南市で売買を手がける私たち有限会社東徳不動産商事(以下、東徳不動産商事)が、令和8年度の内容をもとに、物件探しの段階から押さえておきたいポイントを解説します。

トウト君この記事で分かること
✓ 空き家リフォーム補助金の額と、最大130万円になる仕組み
✓ 補助の対象になる人・対象になる家の条件
✓ 対象になる工事と、対象にならない工事
✓ 交付決定の前に工事を契約しないための、申請の順番

結論:家を探す段階で「補助金が使える物件か」を確かめる

この補助金で最も大切なのは、物件を契約する前に、補助の条件を満たす家かどうかを確認しておくことです。補助の対象は「築20年以上」「1年以上住まれていない」「中山間地域以外にある」一戸建てなど、物件側の条件がはっきり決まっています。気に入った家を買ってから条件に合わないと分かっても、あとから変えることはできません。

もう一つの落とし穴が、工事の契約のタイミングです。市から「交付決定」の通知を受ける前にリフォーム工事を契約・着手してしまうと、補助は受けられません。売買契約、補助金の申請、交付決定、工事の契約という順番を守ることが、確実に受け取るための条件になります。

トウト君
トウト君
トウト君のひとこと|ここが大事
工事の契約は、市の交付決定の通知が届いてからです。リフォーム業者と相談を進めていても、契約や着手は通知を待ちましょう。

補助金の額|最大130万円になる仕組み

補助額は、リフォーム工事費(消費税等を除く)の2分の1以内です。上限は基礎額が50万円で、条件に応じて次の加算があります。

補助額の計算の図。基礎額は工事費(消費税等を除く)の2分の1以内で最大50万円、子育て世帯の加算50万円、居住促進区域の加算30万円を合わせて最大130万円。最大130万円は260万円以上の対象工事を行う場合。
図1 子育て世帯が居住促進区域(都市機能誘導区域を除く)の空き家を買う場合の上限

① 基礎額:最大50万円(工事費の2分の1以内)

② 子育て世帯の加算:50万円

③ 居住促進区域内(都市機能誘導区域を除く)の加算:30万円

たとえば子育て世帯が、居住促進区域にある空き家を買って260万円以上の対象工事を行う場合、基礎額50万円に加算80万円を合わせて、最大130万円まで補助を受けられる計算です。工事費の半分が上限になるため、補助を最大限に生かすには、対象工事の見積もりを最初に整理しておくことが大切です。なお、1,000円未満の端数は切り捨てになります。

対象になる人|若年世帯か子育て世帯であること

誰でも使えるわけではありません。令和8年度の主な要件は次のとおりです。

① 周南市に定住する目的で、空き家とその敷地を購入した個人(売買契約から1年以内)

② 申請者か配偶者が40歳未満の若年世帯、または18歳以下の子どもを扶養する子育て世帯

③ 売買契約の時点で、市内の賃貸住宅か市外の住宅に1年以上住んでいる

④ 工事完了後、令和9年2月26日までに転居して定住し、空き家を適切に管理する

⑤ 市税を滞納していない

ここで見落としやすいのが「市内の持ち家から住み替える人は対象外」という点です。対象は、市内の賃貸住宅に住んでいる人か、市外から移ってくる人に限られます。また、定住とは10年を超えて住民登録を続けることを指しています。

トウト君
トウト君
トウト君のひとこと|よくある勘違い
空き家を買って住む人なら誰でも使える、とは限りません。市内の持ち家から住み替える場合は対象外なので、今の住まいが賃貸か市外かを先に確かめましょう。

対象になる家|築20年以上・1年以上空き家の一戸建て

物件側の条件も確認が必要です。主な条件は次のとおりです。

補助の対象になる家とならない家の図。対象になるのは、中山間地域を除く周南市内の一戸建てで、住まれなくなってから1年以上、建築から20年以上が経過した家。対象にならないのは、3親等以内の親族間で売買された家と、土砂災害特別警戒区域で一定の構造基準に適合しない家。
図2 物件側の主な条件(延べ床面積の半分以上が住宅であることも必要)

① 周南市内(中山間地域を除く)にある一戸建て住宅

② 住まれなくなってから1年以上が経過している

③ 建築から20年以上が経過している

④ 延べ床面積の半分以上が住宅として使われている

⑤ 土砂災害特別警戒区域の外にある(区域内でも一定の構造基準に適合すれば可)

⑥ 3親等以内の親族間の売買ではない

「1年以上空き家であること」は、不動産広告や空き家証明などの書類で示す必要があります。土砂災害特別警戒区域にあるかどうかは、市の「しゅうなんデジタルまっぷ」で確認できます。こうした確認は、物件の案内の段階で私たち不動産会社に頼んでいただくのが確実です。

東徳によくあるご相談
市外から周南市に移り住む予定で、補助金を使って中古の一戸建てを直したいけれど、どの物件なら対象になるのか分からない、というご相談があります。物件をご案内する段階で築年数や空き家の期間、土砂災害の区域などの条件を一緒に確認し、契約日や引き渡し日を補助の日程に合わせて調整しています。リフォーム業者のご紹介もできます(ご紹介は無料)。
▶ お問い合わせフォームはこちら

対象になる工事・ならない工事

対象は、経年劣化した住まいの性能や機能を、住める状態まで回復・向上させるリフォームです。屋根の葺き替えや雨漏り修理、外壁の改修や塗装、内装の張り替え、建具の交換、電気配線、そして浴室・洗面・トイレ・キッチンなどの給排水設備の改修が含まれます。工事は周南市内の施工業者が行い、費用が50万円以上であることが条件です。一方、外構工事や増築工事、エアコンや照明器具の購入費用は対象外です。また、工事は令和8年12月25日までに完了させる必要があります。

瓦屋根の古い木造住宅で、職人が外壁に新しい木の板を張っているイメージ写真
イメージ:古い木造の家の外壁を新しい板で直す工事(実際の物件・書類ではありません)

トウト君
トウト君
トウト君のひとこと|よくある勘違い
エアコンや照明器具の買い替えも補助の対象、とは限りません。外構工事や増築工事と同じく対象外なので、見積もりでは対象の工事と分けてもらいましょう。

申請の流れと、失敗しないための順番

一般的な流れは、物件の売買契約、補助金の交付申請、市の交付決定、工事の契約と着工、工事完了と完了報告、転居、補助金の請求となります。申請書には、売買契約書の写し、登記事項証明書の写し、内訳明細つきの工事見積書、1年以上空き家であることがわかる書類、住民票などが必要です。提出先は市役所の住宅課窓口です。

補助を受け取るまでの順番の図。売買契約の前に補助の条件に合う物件かを確かめ、補助金の交付申請で売買契約書の写しや工事見積書などを住宅課へ出す。市の交付決定の通知の前に工事を契約・着手すると補助は受けられない。交付決定のあとに工事を契約・着工し、周南市内の施工業者が令和8年12月25日までに完了させる。完了報告のあと、令和9年2月26日までに転居して定住し、補助金を請求する。
図3 申請から受け取りまでの一般的な流れ(受付は先着順で、予算に達した時点で締切)

令和8年度の受付期間は5月8日から10月30日までで、募集は8件程度の先着順、予算に達した時点で締め切られます。件数が少ないため、受付状況は早めに住宅課(空家対策室:0834-22-8385)に確認しておくと安心です。なお、この補助金とあわせて、住宅金融支援機構の【フラット35】の借入金利を10年間引き下げる制度を利用できます(利用には「【フラット35】地域連携型利用対象証明書」が必要です)。

よくある質問

今、市内の持ち家に住んでいます。買い替えでも使えますか?

令和8年度の要件では使えません。対象は、売買契約の時点で市内の賃貸住宅、または市外の住宅に1年以上住んでいる方です。市内の賃貸住宅から移る場合は、その賃貸借契約書の写しを提出します。

親や親戚が持っていた空き家を買う場合は対象になりますか?

3親等以内の親族間の売買は対象外です。相続で取得した実家をリフォームする場合も、この補助金の想定とは異なります。親族の家を活用する場合は、ほかの制度が使えないか、市の窓口や私たちにご相談ください。

国の補助金と一緒に使えますか?

同じ工事で国の住宅リフォーム補助と重ねて受け取ることはできません。ただし、市の補助の対象工事と、国の補助の対象工事で請負契約が別々であれば、併用できるとされています。省エネ改修などで国の制度も使いたい場合は、工事を分けて契約する計画を最初に立てておくことがポイントです。

自分で手を入れた分も対象になりますか?

なりません。対象は周南市内の施工業者が行う工事で、所有者が自ら行う工事の費用は除かれます。補助の対象にしたい工事は、業者の見積もりに内訳として明記してもらいましょう。

東徳不動産商事がお手伝いできること

この補助金は、物件選び、売買契約、工事の手配、申請のタイミングが一本の線でつながっています。私たちは物件をご案内する段階で、築年数や空き家期間、所在地の区域などの条件を一緒に確認し、契約日や引き渡し日が補助のスケジュールに無理なく収まるよう調整します。リフォーム業者のご紹介もできます(ご紹介は無料)。当社とグループ会社には一級建築士が在籍し、リフォームの内容の検討も連携して対応します。補助の対象は周南市内の施工業者による工事なので、その条件に合う業者かどうかもあわせて確認します。補助金の制度や受付状況は年度ごとに変わるため、最終的な可否は必ず市の窓口で確認したうえで進めましょう。

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トウト君ご相談は東徳へ
補助金を使って空き家に住むなら、地元70年の東徳不動産商事へ
補助金が使える物件かどうかは、契約前の確認がすべてです。築年数や空き家期間、所在地の区域などの条件を物件探しの段階から一緒に確認し、売買契約と工事のタイミングも補助のスケジュールに合わせて調整します。周南市で中古の一戸建てを探している若年世帯・子育て世帯の方は、お気軽にご相談ください。
トウト君のひとこと|気になる物件が補助の条件に合うかどうか、契約の前に一緒に確かめましょう。

▶ お問い合わせフォームはこちら

▶ お電話でのご相談:0834-21-0225(営業時間 9:30〜17:30/定休日 水・日・祝)

参考資料

・周南市「空き家リフォーム事業補助金【令和8年度】」:https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/36/84066.html

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